かわむら整体院です。

五島つばきマラソン大会までもう少しです。

マラソンでも他のスポーツでも、何かする前に準備体操をしますよね。今回は、その準備体操で一番初めに行っておくべきこと、についてお話ししていきます。

 

準備体操はストレッチから、はまだ早い

準備体操として「ストレッチ」をする方もいますが、一番初めにするのはちょっと早いです。

では「ウォーミングアップ?」と考えるでしょう。確かに体を温めることで筋肉のしなやかさが出てきます。でも、これもまだ早いんです。

 

一番初めは関節の動き

運動を細かい目で見ていくと、全ての始まりは関節内の動きから始まります。もちろん、その前に頭で指示をして、神経を伝達し、シナプスから筋肉の受容体に。。。と言う流れはありますが、そもそも動き出そうとするとき、関節内の動きから動くんです。

つまり、関節内の動きが悪いまま、筋肉のしなやかさを出しても、効果は低いままなんですね。

効果が低いとはどういうことか。

つまり関節が引っかかっていれば、筋肉を伸ばしても元に戻りやすくなるんです。さらにいえば、関節の動きが悪いと、その周りの筋肉も反射的に緊張状態に入ります。リラックスできていないんですね。

 

ここを見逃して、

  • ウォーミングアップ
  • ストレッチ
  • ないやかにや

をしても、本来のパフォーマンスは期待できないし、もちろんケガをしやすい骨組みのままです。筋力があれば耐えられるけど、とっさのときや、疲れ果てた時にケガをしやすくなります。

 

関節をどう動かすか?

マラソンでいえば、骨盤のバランスが悪いとそのまま走るフォームにダイレクトに関係してきます。ではその骨盤、なぜバランスが悪くなるかといえば、実は股関節の硬さが原因のひとつなんです。

股関節が硬いまま走ると、足の動きに伴って骨盤が動きます。そこに偏りが出てくると骨盤にも偏りが出てきます。結果として、どこか痛くなるんです。

 

股関節の運動としてよくあるのが、左右と前後の股割りですよね。でもこれはストレッチです。

その前にやるのが、「股関節回し」

立っておこなっても仰向けに寝ておこなってもいいです。

  • 膝と股関節を90度に曲げた状態で、股関節を中心に15度の円を描きます
  • 描きながら股関節を曲げ
  • 描きながら股関節を伸ばします
  • そのとき、股関節の骨(大腿骨と骨盤)が近づくように押さえます

ちょっと難しいので、ビデオも参考にしてくださいね。

動画ビデオには、足首の関節の動かし方も紹介しているので、良ければ参考にしてください。

では、ケガなく、楽しく、最高のパフォーマンスがおこなえるよう祈っています。

 

以上、かわむら整体院でした。