こんにちは。 かわむら整体院です。
あばらぼねのことを肋骨(ろっこつ)といいます。
このあたりが、なんとなくチクチク痛む、とか、息をすると苦しくなる、と訴える人がいます。
そんなときは、もしかするとろっこつの関節異常があるのかもしれません。
「ろっこつ」は胸を取り囲むあばら骨で、左右12本ずつあります。
ろっこつと背骨、そして、きょうこつによって作られる空洞を「胸郭」といい、
その中に、心臓や肺といった臓器が入っています。
けっこう重要な役割を果たしているんですね。
ろっこつとつながる骨は、
うしろは背骨の胸椎(きょうつい)
まえは胸骨(きょうこつ)
といって、それぞれ関節があり、呼吸のたびにこの関節が動きます。
そして肋骨同士のあいだには、
肋間神経(ろっかんしんけい)があります。
ここまで読まれた方は、
気づくかもしれませんが、
肋骨の関節面の動きが悪くなると
そのまわりの筋肉に負担をかけ、
神経を刺激します。
その神経自体が詰まると、
脳との情報交換に不具合が生じます。
これが、痛みとなってあらわれるんですね。
なので、原因も追求せずに
痛み止めを飲んだり
湿布を貼っても
気休めにしかなりません。
厳密に言えば、
気休めで治る人もいます。
病は気から
といいますからね。
どちらにしても、
カラダに出ている症状は異常のサイン
そこを意識してください。
お大事に