こんにちは。
かわむら整体院です。
ここ最近の日本列島の夏はかなり厳しい暑さですが、この時期になるとなぜか腰の痛みで来院される方が多くなります。
いや、というのはちょっと正確ではないですね。
腰の痛みを訴える方は一定数いらっしゃるのですが、その原因に「夏の暑さ」特有のものが見られることが多くなるのです。
その夏特有の原因とは、「いわゆる夏バテ」です。
腰の痛みの原因を「かわむら式整体」で検査すると、まず腰回りの筋肉に張りがあることが触知されます。
たいていはその関連として骨盤のゆがみも同時に確認されます。
ここまでは「腰の痛み」がある大半の方によく見られる特徴です。
問題は「骨盤のゆがみ」の原因です。
多くの方に見られる特徴として、腰の張りが強い側(右または左)の股関節(足の付け根)にゆるみが見られるのです。
「かわむら式整体」において、関節のゆるみは内臓の微細な不具合との関連性が高いと考えます。
ここまで読まれた方はお気づきでしょう。
暑い日が続くと
- 軽度の脱水から微細血管の血流に乱れが生じる
- 給水と排尿の数が多くなり腎臓に負担がかかる
- 冷たいものを摂取する機会が増えて胃の血流に乱れが生じる
- 腸内温度が低下して腸内環境に乱れが生じる
などなど内蔵の自然治癒力が働きにくい状態になります。
体が外部環境に適合していけばいいのですが、変化のスピードに対応しきれていないことが多くなると内臓に「疲れ」がでてきます。
これがいわゆる「夏バテ」です。
内蔵が疲れてくるとどうなるか?
内蔵の「張り」が減少して自立できなくなり「腹膜」に寄りかかります。
腹膜は緊張状態になり腰回りの筋肉に助けを求めます。
さらに股関節のゆるみが加わります。
股関節のゆるみを改善するために、骨盤を持ち上げてカバーします。
骨盤は腰回りの筋肉によって持ち上げられ関節を固定させて安定性を保ちます。
これが夏の腰痛によくみられる特徴です。