かわむら整体院です。
骨盤矯正や骨格矯正の方法はいろいろありますね。その中でも強い力で背中を押されて余計痛くなったとか、ひどい場合には背骨が折れたとかマヒが残った、というニュースも聞くことがあります。
当院ではバキバキさせない方法を取り入れています。
なぜバキバキさせないのか、その理由を説明していきます。
骨格矯正の方法
骨格矯正や骨盤矯正と聞けば、どのようなイメージをされるでしょうか?
- バキバキさせてこわい
- お腹が引きしまる
- ダイエット効果がある
- ストレッチでできる
まずお断りしておくべきことは、当院ではこのようなイメージの骨盤矯正はおこなっておりません。
当院のおこなう骨格矯正は、関節の仕組みを理解した上で、ほとんど負担のない施術をおこなうのが特徴です。
なぜ、そういった方法をとるのかといえば、関節を操作することに主眼をおいているからです。
関節のしくみ
関節というのは、骨と骨のつなぎ目のことです。
厳密にいえば動かない関節と動く関節があるのですが、今回ここで取り上げるのは動く関節(滑膜性関節といいます)のことをいいます。
関節の特徴は、軟骨と密閉性で表されます。
骨の先端がとても滑らかな(オリンピックのスケートリンクより滑らか!)軟骨で覆われていて、関節の動きを軽くしています。
さらにその周りはフクロで覆われて密閉され、関節内は機械のオイルのような潤滑液で満たされています。
この人体の神秘とでもいうようなしくみによって、私たちの体は動きたいように動くことができるわけです。
軟骨と潤滑液の関係性はまたまた面白いものがあります。
なんと、関節が近づくと、その刺激が軟骨に伝わり、軟骨から潤滑液が滲み出てくるのです。
再度強調しておきます。
この人体の神秘!
関節には向きがある
体じゅうの骨格を眺めていると、骨と骨の間(つまり関節)には、向きがあることがわかります。
試しに、指を曲げ伸ばししてみてください。
手のひら側に曲げるか
手の甲側に伸ばすか
この2種類の動きしかできませんよね。
でも、肩はあっちこっちに動きます。
それぞれの関節には、このように特徴的な動く方向があるのです。
それぞれの関節の形と動き方を熟知していれば、いろんなアプローチができてきます。
バキバキさせない理由
ここまで読んでいただけた方は気づかれたかもしれません。
関節のしくみと動く方向が分かっていれば、バキバキさせなくても骨格の矯正は可能です。
骨盤矯正はそのひとつでしかありません。
ここにふた通りの方法があります。
- 強い力や反動を使って骨格を矯正する方法
- 関節の仕組みを理解して軽い力で矯正する方法
仮に効果が同じであれば、私はお客さまの負担の少ない方を選びます。
実は、関節のしくみを理解していると、効果は絶大に上がることも経験上感じているところでもあります。
本日は以上です。
お読みいただき、ありがとうございます。