自然治癒力とは
切りきずが自然と治っていくように、カゼをひいて熱が出た時もいつの間にか治っているように、自然治癒力というものは私たちみんなが生まれつき持っているちからです。
手を切った時に血が流れ、次第にそれが固まり、少しずつキズが閉じていき、最終的には完全にふさがります。これは、カラダの中のあらゆる防御システムが総動員して、カラダを修復させようとした結果です。
カゼを引くということは、ウイルス感染や細菌感染をしているということを表します。そのときカラダの中では、ウイルスや細菌と戦うのに適した免疫部隊が出動して戦っています。熱が出るのはその免疫が働きやすいようにするためです。
治癒力が自然には働かない現代社会
自然治癒力とは私たちが本来持っている力ですが、それは野生の本能に似ています。
野生動物ならば、カラダに不調が飽きた時に回復するまでどうするか本能でわかっています。そう、適切な栄養補給と休養です。
しかし、現代社会に生きている私たち人間は、体調を崩したとしても、適切な栄養補給もせず、休むこともせず、薬で痛みをごまかして普段どおりの生活を続けようとしています。これではカラダからのいろんなサインを見逃してしまい、しまいには治癒力が働きにくくなるまで悪化させていきます。
実は自然治癒力というものは、カラダのひとつひとつのパーツがお互いに影響しあって全体として働くようにできています。なので、例えば肩が痛いからといって肩だけをほぐしたからといって、自然治癒力が全体的に働くわけではありません。
また、痛みというのはカラダからの不調を表すサインです。そのサインの原因を見つけることなくむやみやたらと痛みを止めようとすれば、自然治癒力が働きにくくなってしまうばかりか本来の異常部位を見逃して悪化させてしまうかもしれません。
どうやったら治癒力を高めることができるか?
これまでの生活習慣を振り返ってみましょう。これまで病院などで、食生活を見直しましょうとか、運動習慣をつけましょうとか、言われたことはありませんか?
適切な食事をし、適切な運動をし、適切なストレスマネジメントができていれば、治癒力というものは自然と高まってきます。もし、「いつまでたっても肩の痛みが治らない」と感じているならば、これら3つのうちのどこかに不適切な部分があるかもしれません。
適切な食事とは
- 少食
- 排泄・消化・吸収の時間帯を意識
- 消化力を高める工夫
- 炭水化物の過剰摂取をしない
- 良質の油とタンパク質をしっかり摂取
- 食物酵素を意識した食事
- 遺伝子組み換え、糖質、精白したものは摂らない などなど
適切な運動とは
- 動きすぎない
- 怠けすぎない
- 心臓に負担のかからない運動
- 関節に過度な負担はかけない
- 骨に適度な刺激を入れる
- 新鮮な空気を身体中に取り込む
適切なストレスマネジメントとは
- 怠けすぎない
- 我慢しすぎない
- 人生でやりたいと思ったことはしっかりやる
- 海に行く
- 愛する人とゆっくり過ごす
どうでしょう? 少し書き出すだけでもこのくらい出てきました。
自然治癒力活性化の専門整体院
かわむら整体院は、骨格矯正と自然治癒力活性化を専門としています。ではどのように私たちが本来もっているチカラを活性化させるのでしょうか?
その原理は、カラダの仕組みにあります。カラダに異常部位があると、それぞれのパーツの働きかたに違和感が出てきます。その違和感を捉えることで異常部位を見つけることができ、ひとつのパーツからカラダ全体に向けてその改善効果を波及させて行くのです。それを可能としているのが、イネイト活性療法です。