ぎっくり腰の時期
かわむら整体院です。
年末になると「ぎっくり腰」を訴える方が多くなります。
それは、寒くて関節が動かない、ということに加え、大掃除や買い出し、年末の仕事の忙しさに追われ、カラダのメンテナンスをしている余裕がなくなるからです。
でも、こういった忙しい時期にぎっくり腰なんてなると、「寝ている場合じゃないのに」となげきたくなりますよね。
そんなときに、とりあえず悪化させない方法をご紹介します。
ある症例
まずは、私のこれまでの施術経験から。
それは母のことなのですが、ある朝、トイレから出るときに動けなくてしゃがみこんでいるところを呼び出されました。脳卒中か? と心配しましたが、少し腰に触れてみると筋肉の緊張と弛緩状態の不一致がありました。
もちろん、骨盤をかるく動かしてやることで、すぐ痛みもなく立てるようになりました。
他の症例は、ぎっくり腰である治療院に行ったら余計痛くなって動けなくなってしまったという方。呼び出されて行ってみると、仙腸関節の緊張状態が激しい状態。触れただけでも激痛が走るようでした。ちなみに、触れただけでも激痛が走るところは触れてはいけません。そこは安静にすべきところです。その部分に負担のかけない施術をおこなわなければいけません。この方は、1回目でまずはトイレに行けるようにして(生活の最低限を確保して)、継続して施術をおこない、仕事に復帰できるようになるまで5日かかりました。
ぎっくり腰かな? とおもったら
これらの例から言えることは、
- まずは落ち着く
- 痛いかな? と思ったら無理に動かさない
- どんな治療院に行こうとも、そこで少しでも痛いと思ったらすぐやめる
- 痛みをむやみに薬で止めない(痛みは重要なサインです)
- 腰はひねらないように動く
これが応急的な方法です。
お大事にされてくださいね。