かわむら整体院です。
新年の仕事始めから忙しいこと続きで、ストレスが溜まったいる、という方もおられるのではないでしょうか?
実はそれは年末年始の食生活とも関係がある、というお話をしたいと思います。
ストレスと自律神経
ストレスとは簡単にいえば「刺激」のことです。この刺激というものは肉体的なものと心理的なものがあります。たとえば、
重いものを持って腰を痛めた・・・というのは肉体的ストレスですし
イヤな人と話すと心臓がバクバクする・・・というのは心理的ストレスです。
今回は、そのなかで主に心理的ストレスについてのお話です。
イヤな人(または好きな人)と話すとき、心臓がバクバクしませんか? あれは、ストレスと自律神経が密接に関わって来るからです。 こういう人と話すとき、脳は過剰に反応します。どちらにしてもドーパミンが出まくって、交感神経というものが興奮します。そのおかげで心臓はガンガン働き、血管はきゅーっと縮まり、血流が速くなっていくわけです。
自律神経というのは、活動的な交感神経と、ゆったり系の副交感神経というものがあります。ストレスがかかると、交感神経が優位に働くわけですね。
交感神経と内臓の関係
私たちが活発に働いているときは、消化器系の内臓はあまり働いてくれません。食べてすぐに動くと苦しくなるのはそのせいです。逆に内臓に消化されていないものが溜まっていたりすると、活動的になりたいのになりきれないもどかしさが、神経の働きを惑わせます。
自律神経の相互作用が乱れて来るんですね。
消化器系と免疫の関係
私たちの食事は、口から入り、胃で消化され、小腸で吸収され、大腸で残りが便となり排泄されます。このなかで小腸は免疫と密接に関わっているといわれています。食べ物が消化されないまま残っていたり、暴飲暴食が過ぎたりすると、消化吸収が追いつかず小腸内の最近層のバランスが崩れていきます。
これが免疫系にダメージを与えるのです。
免疫系のダメージは体調悪化の引き金となり、また、活性酸素からの攻撃にもさらられやすくなります。つまり、肉体的ストレスが高まって来るのです。
食事とストレスの関係
私たちが持っているあらゆる感情、食べている食べ物、生活習慣はこれらの組み合わせの中で互いに関連しています。
年末年始の食生活が、仕事始めのやる気に影響しているのはそのためです。
ストレスが溜まったな、
と思ったら、飲んでごまかすのではなくて、消化のいいものを食べて体をいたわりましょう
お大事に