院長の川村です。
しばしば遠方の方から次のようなお問い合わせをいただきます。
「遠方で伺えないのですが、遠隔で整体していただくことは可能でしょうか?」
とても答えにくい質問なので、このページで遠隔整体について解説いたします。
当院の原則的回答は?
結論から先に述べると、可能かどうかといえば「可能です」とお答えします。
実際に遠隔整体をして効果を実感していただいた方がいるからです。この場合、距離は関係ありません。
僕がウルグアイで技術指導していた時でも、ビデオ通話機能を使って日本にいる方に遠隔整体をしていました。
しかしながら、原則として現在は受け付けておりません。
それは、実際に1度でもかわむら式整体を受けた方でないと、効果は未知数だからです。
1度でも受けた経験がある場合、たいていの方はご来院することが可能です。
そのため、原則として遠隔整体は受け付けていないのです。
遠隔整体の原理とは?
そのそも遠隔整体は効果があるのか?
という疑問があるかもしれません。
ここでは、僕なりに理解していることをお伝えしていきます。
まず、かわむら式整体【内部アプローチ】では、脳と身体との反射機能を活用して検査・施術をおこないます。
この反射機能は「筋肉反射テスト」としても有名なのですが、慣れてくると自分と相手の脳脊髄液の流れ(周波数)を同期させることで離れた状態でも相手の身体情報を読み取ることができてきます。
脳脊髄液の同期には、本来ならその場を整えて同じ空間にいたほうが共鳴しやすいのですが、ここで体表面から発せられている電磁波がひと役担うわけです。
少し話が飛びます。
他の生物のことはよくわかりませんが、ヒトという生物の場合は、受精してから細胞分裂して各機関に分化していく初期段階で、外胚葉・中胚葉・内胚葉と分かれていきます。
このうち「外胚葉」から派生する器官の中に、「脳」「脊髄」「皮膚」が含まれているのです。いいかえれば、脳も皮膚も元は同じところにあったのです。
これがこじつけなのかどうかは、みなさんに判断をお任せします。
ただ、こんな経験はないでしょうか?
「あのひとの後ろ姿、なんか怒ってない?(うきうきしてない?)(しょんぼりしてない?)」
なんとなく感じる肌感覚で、相手の考えていることがわかるような体験ありませんか?
このことから、次のような仮説が出てくるわけです。
脳でイメージしていることは、体表面から電磁波として発せられている。
もちろん、科学的に実験測定して発表された論文の存在を僕は知りません。
非科学的だと思う方もいるかもしれないので敢えて同意を求めるようなことはしません。
しかしこの先は、皮膚と脳がつながっていると仮定して、この仮説をもとに話を進めていきます。
同じ空間内であれば、脳脊髄液は共鳴しやすい傾向にあります。
では、離れた場所でビデオ通話した場合はどうなるでしょう?
ビデオ通話には画像と音声といった2種類の電磁波が行きかいます。
この電磁波をお互いが皮膚を通して共有しているのであれば(目と耳だけでなく)、ビデオ通話は相手の身体情報を読み取るツールになりえる。
これが僕の考える遠隔整体の原理です。
遠隔整体の限界
遠隔整体には効果の程度から考えれれる限界があります。
次のような場合にはかわむら式整体の効果は全く不明です。
- いちども当院の整体を受けたことにない方は脳脊髄液の共鳴ができるか不明
- ビデオ通話ができない方は、情報を読み取れるか不明
- 一方的にこちらからエネルギーを送る方法は効果が不明
- 受け手がリラックスできていないと情報が読み取れない
- 疑ってかかる方は、ブロックされるのでそもそも問題外
システムとしておこなう場合の実例
新型コロナ感染症が流行する以前から、ごくたまに遠隔整体をおこなっていました。
すべての対象者は、いちどでも僕が整体をしたことのある方です。
この場合、ビデオ通話サービス(スカイプやズーム)を使い、相手の状態変化を確認しながらおこないます。
音声や画像のみでは、変化を見ることができないので受け付けませんでした。
整体内容的には、かわむら式整体の【内部アプローチ】を触れずにおこなうだけです。
みなさん、変化を実感されておりました。
このように、遠隔整体をおこなうことは可能ではあります。
初めての方でも、ここまでの内容をご了解いただけた場合、内容によってはご依頼を受けることも検討いたします。
その場合は、「お問い合わせフォーム」よりご相談ください。