院長

かわむら整体院です。いつまでも治らないヒザの痛みでお悩みではないでしょうか?
今回はそういったときの対応方法について記事にしました。

 

ヒザが痛い時の対処法

ヒザが痛いとき、これまでどのような対処法をされてきましたか?

お客さまのお話をうかがっていると、つぎのような声をいただくことが多いです。

  • 病院に行ったら変形していると言われた
  • 痩せなきゃ治らないと言われた
  • トシのせいだから仕方がないと言われた
  • 筋トレをしなさいと言われた
  • テーピングを巻いときましょうと言われた
  • 電気治療をされた
  • 温まめられて、ちょっと揉まれた
  • あとは手術しかないと言われた

 

・・・

キリがないのでやめときます。

ついでに付け加えると、毎日湿布している、という方もほとんどです。

 

効果がありましたか?

さて、ここで質問です。

これまで書いてきたような対処法をされて、効果はあったでしょうか?

もう、湿布を貼らなくても気持ち良く歩けるまで回復しましたか?

 

先ほど説明した内容は、ほとんどが痛みを和らげるための対症療法です。
筋トレは対症療法ではありませんが、痛いときの筋トレはやってはいけません。

理学療法では炎症時の運動は禁忌とされています。

 

もし効果がいまだに出ていないのなら、その方法は間違っている可能性があります。

ある症例

ここで、あるお客さまの例を挙げてみましょう。

ヒザの痛みで来られたお客さま。
冒頭のようなことをあちこちで言われたそうです。

 

実は当院には、痛みの部位と関節機能障害の関連図があります。
秘密ではないので気になる方はいらしてご覧ください。

痛みの内容をうかがっていると、その関連図にぴったり当てはまるものでした。
さらにヒザを触ってみると、関節面の雑音なし。つまり軟骨の問題は薄いということです。

冒頭で言われた内容を真っ向から否定するような所見ばかりです。

 

腰の関節機能障害をうたがい、その部分の施術をすると、ヒザの痛みは改善しました。
あとは長年の痛みのために起きた、ヒザの2次的な機能障害だけです。

わかりますか?

ヒザの問題は2次的なものだったのです。
もっとはやく適切な対応をしていれば、出るはずのなかった問題です。

 

ヒザの痛みの原因はヒザではない

ヒザが痛いからヒザをもみほぐす

そんなことをしていてはいつまでたっても改善には向かいません。
全体をしっかりみることです。

全体のつながりをみないで、部分だけ見ているからいつまでも良くならないのです。

 

ヒザが痛いときは、ヒザの痛みの原因を先に突き止めましょう。
痛みを止めるのはその後でも間に合います。

それが、自然治癒力を高める秘訣です。