
かわむら整体院です。
頭痛にはさまざまな分類があり、重篤なものは命に関わる場合もあります。
重篤な場合、つまり、急におこる、急激に強くなっておさまらない、意識を失う、吐き気を伴う、マヒを伴う、というような場合は、できるだけ早く病院の受診をお勧めします。
今回は、病院では異常ないと言われたけれど、慢性的な頭痛に悩まされるというような場合について説明していきます。
慢性的な頭痛に悩んでいる
特徴として
- 頭のどこかで「どくんどくん」と脈を打つような
- こめかみの辺りがズキンズキンしているような
- 頭がしめつけられるような
という表現をすることが多いようです。
この場合どういうことが起きているのでしょうか?
頭の周りには血管が張り巡らされています。
この血管の拍動が「どくんどくん」というときがあります。
それは、血管周りの神経の炎症ということが原因のこともありますが、
頭の筋肉が緊張しているために血管が締め付けられることでもおこります。
頭の筋肉の緊張というのは
これは頭の骨のゆがみみでおこってきます。
頭の骨というものは赤ちゃんの時はあちこち離れていますが、
産後次第にひとつの骨として形成されてきます。
なので動かないように見えますが、頭や顔の筋肉の緊張状態に偏りが起こると、
少しずつゆがんできます。
顎の痛みというものは、こういうときに噛み合わせの悪さとして起こることもあります。
さて、頭の筋肉のバランスは、首の緊張状態と関連することはもう想像できると思います。
そうなると、首の骨(頚椎;けいつい)のズレが起こり、頚椎(頚椎)同士の関節面の不適合になるのです。
関節面の不適合はまたさらに周りの筋肉を緊張させ、悪循環がはじめります。
この悪循環を断つには?
対策があります。
それは関節面の不適合を改善することです。
それなしに、痛み止めを使ってもまた痛みが戻るのは明確です。
これまでの経験上、頚椎のズレが起きやすいのは1番目です。
そこの関節面がスムーズに動くように操作することで、お悩みの解決に向かう可能性はあります。
もちろん、強く動かしたり、バキバキ音がなるような反動をつけるのはキケンなのでご注意ください。
関節は、近づけて適切に動かすとちゃんと動きます。
熟練者にお願いしましょう。
本日は以上です。